京都の南北のメインストリートの一つに烏丸通りがあります。
字を見ると鳥(とり)丸のように見えますが実は烏(からす)丸なんです、
なんだか縁起が悪そうなからすをつけるなんて何故なんでしょうか?
そんな名前の由来と烏丸通の北の端と南の端までの紹介記事なります。
烏丸通の名前の謎
今となっては、何の違和感が無く「からすま」と、通り名を読んでますけどカラスってなぜつけたんでしょうね?
だってあまりいいイメージな生き物じゃないですか!
もしかしたらそこは魑魅魍魎の場所でカラスが飛び回っていたんでしょうかね?
などなど色々書いていますが、結論から言えば
カラスとは全く関係ないんです!
烏丸通り名前のの由来
烏丸通りの場所は、もともと小川が南北に流れていました。
河原の洲の間「かわらのすのま」と呼ばれていたのが、縮まり「からすま」となり、その音に烏と丸を当て「烏丸」となったと言われています。
はじめのうちは「からすまる」と読んでいましたが、今は「る」も省略して「からすま」と読んでますね!
他に良い当て字は無かったんでしょうかね?
烏丸通りの始まりと終わりは?
烏丸の名前の謎は解けたところで、烏丸通りの方の始まりはと言うと北大路通りからで無く、
北大路バスターミナル(地下鉄烏丸北大路駅)の一本北の今宮通りから始まります。
南の終わりは久世橋通りまでです。
1877年京都駅ができた時に京都三大事業(道路拡大及び市電、琵琶湖疏水、下水道整備)のひとつの行幸道路として、平安時代の朱雀大路の千本通りに代わってメインストリートになりました。
烏丸通りを走ってみる
北の端の北大路バスターミナルの北側のちょっと細めの今宮通りです、鴨川沿いから西にはいいて約50mくらいの信号がスタートになります。
東西の今宮通りです
南北つまり烏丸通の北の始まりです。
約2~300mで北大路通りに出ます、ここが烏丸通の北の端と思っている人が多いようですね。
右手には大谷大学が見えますね。
さらに下って(南に)今出川通りまで来ると御所の北側になります、今出川通りの北側は同志社大学のキャンパスがあります。
有名な蛤御門の前を通ってさらに南へ
東西の御池通から南はビジネス街です。
歴史ある建物も多いです、レンガ作りの建物はみずほ銀行です。
ここは京都の中心と言われる六角堂のへそ石があるところです!
六角堂は生け花の池坊の発祥の地!映画にもなりました⇒六角堂!京都の中心で縁結び?色々不思議なお寺!
いっきに京都駅まで行きましょう!途中には東本願寺の前も通過します。
京都タワーを過ぎ突き当りが京都駅になります、
あ~ところで京都タワーは何をイメージしているかあなたはご存じ???
京都の人に聞くと結構な確率でろうそくと言う人が多いんですが・・・・・・・・
答えは灯台なんです!京都の町の屋根を海原に見立てそこを照らす灯台らしいんですが、
正直私も長年ず~とろうそくと信じていましたし、その方が京都らしく違和感がないんですけど!!
海のない京都に灯台と言うのは・・・・正直違和感があるんですが?!あなたはどう思います?
いったん京都駅で寸断されますが七条通りを東に曲がり南に線路を超えると烏丸八条の標識が!
京都駅の前の大通りは烏丸通ではなく塩小路通ですので!!
京都駅の八条口です、その前が烏丸通になります。
もう少し南下すれば久世橋通りに突き当たり、ここで烏丸通りの南の端となります。
お疲れさまでした!!
終わりに
烏丸通りは今の京都のメインストリートで、ビジネス街です!
明治時代に整備された道なので、歴史的な建物も烏丸通りを挟んで見どころがあります。
建物好きにはたまらない通りの一つかもしれません、また御所や東本願寺・六角堂等など探索するところも多い道です。
地下鉄が走っているのでそれぞれ離れていても訪れることが出来ます。
最後までお付き合いありがとうございました。
運営者 春眠